なとりうむのメモ帳

アナログな趣味が多め。好きなことをメインにごく稀にTipsとかも書きます。

主の基金なるものが

最近ハマってよく申し付けている、執事の館からお手紙が届きました。

 ふむ?"主の基金"?私はつい最近仮の手帳を作っただけの身なので、詳細がさっぱりわかりません。
お手紙をよく読めば要は、同じコミュニティの中で被災されて困っている方にお見舞いをお渡ししようという話だそうです。
チャリティー商品的なものがあり、それを購入することで被災された方に届くということらしいです。

私は阪神大震災の被災者だったりします。
当時はかなり幼かったために今ではほぼ覚えていません。
幸い怪我もありませんでしたし、家族全員揃っていました。
でも当時はPTSDが出た程、幼心なりにショックだったようです。

災害の困ったところは、大きな怪我や大切な方が亡くなったり、自宅や財産を失うこと、心の傷を追うことだけでは済まないところなんですよね。
もちろんそれだけでも大変なことです。大きな災害の場合、今日生きれるか明日まで生きていられるのかという極限的な状況になります。
でも、そこで助かって立ち直ったとしても、失ったものを取り戻すことが困難なんですよね。
最たるものが財産です。家を失い親戚を頼って田舎へ戻った場合、多くの方は職も失います。場合によっては本当の無一文にもなります。
本当の意味で災害が発生する前の生活には戻れないことが多々あります。
だからこそ、少しでも早く立ち直って普通の生活を送れるようになることが大切なんですよね。

そういうことでほんの少しばかりですが力になればいいな、と札をかけさせてもらいました。